インターネットを繋げる。なんとなく使ってる言葉ですが結局どうすれば”繋がった”状態なんでしょうか。また、繋げるために必要な設備とはなんでしょうか。今回はルーターとかモデムとか言われてもわからない!という人向けの記事です。
必要な設備
Wi-Fiルーター
スマートフォンやパソコンなどの情報通信機器を無線でインターネットに接続する通信機器のことです。一般的には”ルーター”とだけ呼ばれています。Wi-Fiルーターとスマホなどの情報通信機器間には煩わしいLANケーブルがない為、ルーターの通信エリア内であれば自由に行動ができケーブルを床に這わせずに済むので生活スペースをスッキリとさせることができます。
”Wi-Fi繋げるやつ”と覚えましょう
以下ではルーターなどの周辺機器メーカーで有名なところをご紹介します。
BUFFALO
パソコンの周辺機器メーカーとして定評があります。オススメルーターを紹介しているサイトや動画などでも”とりあえずここのルーターにしとけ!”みたいなところがあります。また、当然ですがルーターだけではなくマウスやキーボード、モバイルバッテリーなどの製品も販売しており個人でも法人でも大人気のメーカーです。あと個人的な意見ですがパソコンマニア垂涎なオシャレでかっこいい今風のデザインが多いです。さすが!
NEC
こちらもbuffaloと並んでパソコンの周辺機器メーカーとして定評があります。お値段もそこそこで性能もよく設定もしやすい。こちらも個人法人どちらからも好まれる製品が多いです。安心安全で使いやすい!
I・O DATA
上記二社と並んで周辺機器の製造販売を行っている老舗のメーカーです。家電量販店に行くと必ずと言っていいほどほぼ間違いなく製品が置いてあるメーカーで、値段もお安めなので手が出しやすい製品が多いですが、接続について知識がない人にとったら少し小難しい設定資料がついてきます。性能はシンプル!
モデムor光回線終端装置(ONU)
インターネットに接続する回線によって、通信する信号が異なるのですがその信号が異なったままでは通信ができません。そこで使われるのがモデムやONUと呼ばれる光回線終端装置です。アナログ信号やデジタル信号などのお話になってくるので詳しいことは割愛しますが、インターネットを繋げる為には必ずどちらかを使用する必要があります。プロバイダーの契約をした際にある程度設定してあるものを無料で貸し出してくれるので、ここではそういうものを使うんだくらいに思っておいてください。
”通信信号を適切に変換してくれるやつ””Wi-Fiルーターに繋げるやつ”と覚えましょう。
光ファイバー
光を通すプラスチック製の人工繊維のことです。画像やテキスト等のデータをレーザー光に変換し、光ファイバーを通してデータに戻すという一連の作業が常日頃から行われているおかげで、現在私たちの生活の中でインターネット上のデータを受け取ることができています。従来ADSLやテレビのケーブルを利用してデータを受け渡ししていたわけですが、光ファイバーを利用することにより伝送速度は上がり、一度に送れるデータの量も増えたので最近では光ファイバーでの通信が主流となっています。
小難しいことを言いましたが光ファイバーとは簡単に言うと光回線のこと。光回線の契約を行えば事業者から光ファイバーというケーブルが提供され、そのケーブルの引き込み工事により自宅でもネット上のデータの受け渡しができるようになるのです。
”モデムやONUに繋げるケーブル”と覚えましょう。光ファイバーは回線事業者が用意してくれます。
基本的なインターネット環境構築の手順
さて、ここまで環境を構築するにあたってどういう設備が必要なのかをざっくりと説明しましたが、結局インターネット環境はどのようにして構築していくのでしょうか。ここでは最もスタンダードな方法をご紹介致します。
集合住宅でWi-Fiを利用するケース
インターネット回線とプロバイダーの契約
自宅がマンション・アパートなどの集合住宅の場合、各部屋に対して既に光回線が届いている場合や集合住宅の共有部分までは光回線が届いている場合というのがあります。つまり、光回線の引き込み工事自体はほぼ終わっており後はインターネットを利用する為の契約を済ませれば、接続後すぐにインターネットが使えます。光回線やプロバイダーの契約を決めてしまう前に、まずは住んでいる集合住宅がどの回線に対応しているかを確認しましょう。
最近では多くが光回線とプロバイダーの契約がセットになっていますが、フレッツ光など光回線の契約とプロバイダーの契約が別になるものもあります。月々の値段や管理のしやすさ、基本的な性能などをよく確認してから契約を行いましょう。
Wi-Fiルーターの購入・レンタル
インターネットの申し込みをしたサイト・店舗によってはWi-Fiのルーターを契約期間中格安レンタルしてくれたり、申込をした時点で無料貸し出ししてくれたりします。が基本的には自分で用意しなくていけない為要注意です。インターネット環境を構築してWi-Fi利用をしたいのであればルーターは必須となります。あまり安すぎるものは通信が安定しなかったりする為、始めは5,000~7,000円くらいのルーターを使用しておきもっと良いものを!となればさらにハイグレードなルーターを用意すると良いと思います。
工事と開通完了の通知を受ける
Wi-Fiルーターとモデム又はONUをケーブルで接続し、設定
情報通信機器をWi-Fiに繋げる
Wi-Fiに繋げるにはWi-Fiに対応した情報通信機器を使用する必要があります。対応していた場合、接続したいWi-Fiの名称とパスワードを入力すると接続ができます。基本的には何度も入力しなくても通信エリア内にいれば自動的に接続してくれますが、自動接続させたくない場合はその都度パスワードの入力を行わなければならない為IDとパスワードは忘れないように工夫しておきましょう。
まとめ
Wi-Fiのことよくわからないから4Gでいいや、有線でいいやって思ってる方、それって損してませんか?インターネットをたくさん使うなら高速通信ができて身軽になれるWi-Fiを使える環境にする方が断然!お得です。
特にこのご時世自宅だけで作業しないことが多いはず…もっと快適にインターネット、しましょう!